arupakaJD’s bookshelf

文学部大学生の本紹介

あるぱかJDの感動本棚

初めまして!大学で日々文学を学んでいる筆者が強くお勧めしたい小説を紹介していきます。ちょっと一息つく時間にお供できる、心安らぐ時間に是非文学を。

 

この記事では、穏やかな気持ちになる感動系小説を紹介していきます。

 

 

 

 

明日死ねたら楽なのにと夢見ていた。なのに今になって、もう少し生きてみても良かったと思っている。

 

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Amazon.co.jp: 滅びの前のシャングリラ (単行本) : 凪良 ゆう: Japanese Books

 

滅びの前のシャングリラ 凪良ゆう

 

こちらの作品は地球滅亡が迫った最期の最期にどう生きるか、幸せな人生とは何なのかをとてもよく考えさせられる。

死に対する絶望と希望、人生に対する絶望と希望が描かれ、涙必須の作品。

私たちだったら、人生の最期に何を思うのだろう…。

幸福だとか、後悔しない生き方とかいうものに答えはない。

私なりの、あなたなりの「幸福」「生き方」について、のんびり見つけていきませんか。

 

 

 

4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と。

 

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四月になれば彼女は 川村元気

 

恋とは、愛とは、結婚とは。

藤代にとって初めての彼女であったハルとの燃え上がるような恋の思い出と、婚約を決めた弥生との落ち着いた生活。

私筆者は大学生であり、幼い面があることを謝罪しておきたい。ただ、こちらの作品は様々な年代の方に響くものがあると思う。

誰かを愛する、好きになるという気持ちはいずれ過ぎ去ってしまう。しかしその瞬間に抱いた気持ちは本物なのである。

私たちは何を大切にするべきで、誰と一緒にいたいと思うか。

あなたは今、誰を思い浮かべてていますか。

 

 

 

才能っていうのはさ、ものすごく好きだって気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れない執念とか、闘志とか。俺はそう思うことにしてるよ

 

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羊と鋼の森 宮下奈都

 

上手くいかない、自分には才能がない、結果が出ない…。やりたいことをやる遂げることや夢を追いかける事って本当に苦しいと思う。

こちらの作品は調律師を目指しながら成長していく青年のお話。

自然と深呼吸をしたくなるような、しっとりとした美しい文体に癒される事間違いなしの作品。夢を追いかけて頑張っている人はもちろん、「まだ将来なんてわからないよ!」という学生さん、お仕事を頑張っている社会人の皆さんにもおすすめしたい一冊です。

 

 

いかがでしたでしょうか。今回はちょっと一息つきたいときのお供に最適な、心安らぐ感想系小説を三冊紹介いたしました。気なったものがあればぜひお手に取ってみてください。